淀川キリスト教病院

NPO法人あおぞら様

この度は淀川キリスト教病院へマスクを8000枚寄付してくださり、心より感謝申し上げます。2019年に大阪府医師会の周産期研修会で座長として、演者の小児科医嶋岡鋼先生と出会い、はじめてNPO法人あおぞら様のことを知りました。嶋岡先生の講演になんだかビビッときて、あおぞら主催者の葉田甲太先生の著書出版講演を大阪で拝聴しました。そのご縁がこのような形に結実するなんてなんだか不思議です。

今年4月以降は当院において様々な医療消耗備品が徐々に足りなくなっており、サージカルマスクは1日1枚使用からできれば数日使用へと変わり、そのうちに通常のマスクへ切り替わりました。N-95マスクも備蓄が少なく、風乾後の再利用が前提となってきました。また、無症候性のウイルス排出者が分娩振興妊婦に潜在しているという前提で限りなく三密状態の分娩室にても医療者のフルプロテクションと分娩中の妊婦へのマスク着用が奨励されるようになり、従来より割と無防備であった産科病棟であわてて対策を講じるも十分な備品が確保されておりませんでした。そんな状況下で医療者のみならず、妊婦にもマスクを配布できるチャンスを今回あおぞら様より与えられ、我々も心に余裕をもって分娩に臨めるようになれます。

かつて布製品を滅菌使用していた時代が過ぎ去り、コストダウンという名の元にディスポーザブル製品をふんだんに使い捨てる時代が長く続いておりましたが、まさかこんな突然に物流に異変が起きるなんて想像し得なかったです。でも、今このタイミングだからこそ、限りある資源を大切に使い、足りなければ自作を試み、そして心ある有志からの支援を受ける喜びを感じることができ、しあわせに思います。

当院スタッフとかかりつけ妊婦さんを代表し、改めてNPO法人あおぞら様へ心より御礼申し上げます。

淀川キリスト教病院 産婦人科 部長 丸尾伸之

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