神奈川県立こども医療センター新生児科

NPO法人のあおぞらの皆様からの、マスクのご寄付のご提案に大変感謝しています。妊婦さんや感染症に弱い赤ちゃん達が多数入院している周産期センターは、普段からマスクなどの感染予防対策が大切な医療現場の１つです。この２ヶ月間、医療者のマスクの確保などもままならず、多くの方のご寄付などで乗り越えてきました。

あおぞらの皆様から患者家族の皆様に向けてのご寄付のご提案は、新型コロナウィルス禍の中で新生児集中治療室(NICU)の入院中・定期通院している退院後の患者家族の皆様の心支えてくれる、孤独や孤立感を緩和してくださる大きな励ましに思えて感謝感動でした。

新型コロナウィルス禍は以前とは異なる未来が来るかもしれませんが、どんな時でも医療を必要とする患者さんにそれぞれの現場で向き合っていきたいという勇気をくださった気がしています。素敵なご支援をありがとうございました。

神奈川県立こども医療センター新生児科部長(周産期センター長)　豊島勝昭